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オザケン

by tajima

仕事の締切が近くなった時に限っていろいろな誘惑がやってくるものだ。
深夜にカーペットに寝っ転がってパソコンに向かっていたら、フジテレビの「LOVE MUSIC」という番組が始まった。
なんと小沢健二特集。
慌てて録画する。

スチャダラのBOSEやCERO、二階堂ふみといった新旧の知人友人がオザケンに質問し、それに応えるというスタイル。
その中におなじみの「ドアをノックするのは誰だ?」(岡崎京子の漫画との共演!!)と新曲「流動体について」の演奏が挟まれる。
古くからのオザケンのファンにも、新しく知った人にも見てもらえる構成になっている。

オザケンが活動休止直前に「ある光」という曲について語ったBOSEの言葉が印象的だった。

しっかり覚えていないけど「いつも頭をフル回転させていて端から見ててて大丈夫かと思うような状態の中、そのままの気持ちをそのまま歌にして、本人が消えていった曲」みたいな。
涙ぐんでいるようにも見えた。

気のせいかな。
録画してあるんで後で見返せばいんだろうけど、なんせ今は会社。
とりあえず、ファンが曲を聴いて感じていたことをそのまま裏付けされたように思った。

「ある光」は
この線路を降りたら赤に青に黄に願いは放たれるのか
なんていうサビ。

ファンとすれば「おいおいどうした」となってしまった問題作のような曲だ。

そこからの復活。評論めいたことをするつもりはないけど、オザケンは長い沈黙を破った2010年以降の主立ったツアーで発表した新曲のいずれかには「誓い」という言葉がある。

2010年の「ひふみよツアー」で聞かせてくれた「時間軸を曲げて」
 ありがとうという言葉で  失われしものに誓うよ

2012年の「東京の街が奏でる」と題したライブの同名曲
 その誓いを 今覚えていると 新しい友の住む 街で確かめている

2016年のツアー「魔法的」で発表した「流動体について」
  それが夜の芝生の上に舞い降りる時に 深い愛を抱けているか 誓いは消えかけてはないか
  ほの甘いカルピスの味が 現状を問いかける

だからどうだってことはない。
誓いという言葉が彼の曲にそれまで全く出てこなかったということはないし。
でも、2010年以降のオザケンの中で強くなっている言葉ではあるんだろう、とは思う。
どんな誓いなのかって、いうのは野暮だよね。


tajima
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